日本における1種の通信インフラとしての地位を確率しているLINE。
今回の記事ではLINEの中でもLINE公式アカウントを用いたマーケティングの概要やポイントをご紹介していきます。
-目次-
LINE公式アカウントマーケティングとは
LINE公式アカウントを用いたマーケティング手法
LINE公式アカウントマーケティングとはLINEの公式アカウントを用いたマーケティング手法です。
公式アカウントが持つ機能を通して顧客とのコミュニケーションを取り、新商品やキャンペーンの告知などを行うことでマーケティングに活かしていきます。
LINE公式アカウントの機能は豊富であり、主要な機能を紹介すると
・メッセージ配信
友達追加したユーザにメッセージを送ることができる。
・チャット機能
ユーザーからの問い合わせに対して、LINEのトークと同じように直接コミュニケーショ ンができます。自動応答の設定も可能
・販促機能
店舗で使用できるクーポンを作成し、メッセージとして配信することができます。また、 デジタルのポイントカードを作成することも可能。
等が存在します。
料金プラン
LINE公式アカウントには以下のようなプランと料金体系が存在します。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費 | 無料 | 5000円 | 15000円 |
無料メッセージ通数/月 | 1000通 | 15000通 | 450000通 |
追加メッセージ従量課金 | 不可 | 5円/通 | ~3円/通 |
(LINE For Businessより作成)
以上のようにLINE公式アカウントは無料から始めることが可能です。
そのためまずはアカウントを開設し無料で運用していき、友達が増えてきたら上位の有料プランに移行していくのが良いと考えられます。
LINE公式アカウントマーケティングのメリット
リーチ数が多い
LINE公式アカウントマーケティングのメリットの1つ目はリーチ数が多いことが挙げられます。
LINEのMAUは8600万人であり、日本人口12505万人(2022)の約69%をカバーしているSNSになります。
LINE公式アカウントマーケティングでは友達登録したユーザに対して行うマーケティングであるため、LINEユーザの全てが対象には入りません。
しかし友達登録をコンバージョンとした、友だち追加広告という種類の広告がLINE広告にはあるため、この広告を通すことでLINEの多くのユーザに自社の公式アカウントを認識してもらえる可能性を高めることができます。
メールと違い埋もれにくい
メールはマーケティングにおいては未だ有用なマーケティング手法の1つですが、コミュニケーションツールとしては近年あまり使用されなくなっています。
そのため通知をONにしているユーザの数はごく少数だと考えられ、また意図せず迷惑メールフォルダに入ってしまう可能性もあります。
しかしLINEは近年のメインコミュニケーションツールであり通知をONにしているユーザも多く、仮に公式アカウントの通知をオフにされたとしてもブロックされない限りは未読として表示されます。
そのためメールと違い埋もれる可能性が低いことがメリットになります。
顧客とのコミュニケーションを取ることで関係性が築きやすい
LINE公式アカウントマーケティングでは公式アカウントと友達になったユーザに対して、トーク機能を用いた1対1でのコミュニケーションを行う事が可能です。
メッセージ配信ではテキスト以外にも画像や動画等も配信することが可能であるため、新商品や季節限定の商品などを販売するさいにもビジュアル面からもユーザに訴求できる点が有用です。
またユーザの属性や作成したオーディエンスに応じた絞り込みを行ったうえでのメッセージの配信も可能なため、無駄な配信費をかけることなくユーザと継続的なコミュニケーションを取ることができます。
LINE公式アカウントマーケティング運用のポイント
友だちを増やす
LINE公式アカウントマーケティングの運用で一番重要になってくるのが如何にして友達を増やすか、ということです。
確かにLINE自体はMAUが8600万人も存在する大きな媒体ですが、公式アカウントで訴求できる人数はあくまで友達のみです。
そのため公式アカウントの友達を増やす施策を打つことが重要になってきます。
LINE広告の中に公式アカウントの友達を増やすための広告も存在するため、広告を打つなどLINE公式アカウントの友達を追加して貰える経路をいくつも設定しておくことが重要になります。
定期的なコンテンツの配信
LINE公式アカウントを開設し、友達を増やしても、コンテンツを配信しなければ意味はありません。
ユーザとの関係性を築いていくためには定期的なコンテンツの配信が重要になります。
しかし何も考えずただ配信すればよい、というわけではありません。
コンテンツを配信することによってどのような効果を得たいのか等のコンテンツの内容や、どの時間に配信することでユーザに読んで貰えるのか、配信するユーザの属性はどのような層なのか、など様々な観点からコンテンツの作成、配信を行っていく必要があります。
例えば飲食店であればお昼前や夕食の時間帯など、顧客が食べる物や行く店を考える時間帯にメッセージを送信することで自社を選択しの中に入れる、などの方法があります。
まとめ
今回はLINE公式アカウントマーケティングについてご紹介してきました。
LINEは多くのユーザを抱える媒体のため、上手く使うことで大きな成果を上げることが可能です。
是非有用に使って自社のマーケティングに役立ててみてください。
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